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アビジャン終戦か??

去年の11月、ひょんな事からニャマ•カンテと知り合い、彼女のバンドに加わる事になる。

参加して1ヶ月ほどして、彼女の故郷コートジボアールへの凱旋コンサートに行ってきた。

アフリカの地を踏むたびに、事件と遭遇する僕だが、この時も到着して間もなく雲行きが怪しくなる。

それは、何年間も見送りになっていた大統領選挙が滞在期間中に行われた事である。

奇しくも、一番最初に泊まっていたのはニャマの妹カンデ•カンテの家。

カンデ•カンテはニャマも嫉妬するほど今やコートジボワールのトップスター。

そして彼女の旦那というのが当時の大統領バボの側近の頭であった。

超豪華、超最新の電化製品に囲まれ、沢山のお手伝いさん、使用人がいて、朝起きるとフランスパンと、紅茶の朝食が用意されていて、何不自由無いゲストとして迎えられていた。

しかし、そんな生活も2〜3日にすると一変。選挙が近づくにつれ家からどんどんと人がいなくなる。

やはり何年も国を統治していた前大統領に対して、良く思っていない人達も少なくない。

その恩恵を受け豪華にやってきた、側近達にもその危機は降り掛かるのだろう。。。

大統領選は荒れに荒れ、僕らが帰国する頃にはまた再選挙する事になった。

今思えば、そんなふわふわした時期だったからこそ無事に帰国できたのかも知れない。

僕らが帰国して間もなく、コートジボワールでは前代未聞、2人の大統領が存在する。

一応、選挙で過半数を超えて、新たな大統領となったワラタ氏。

一方、選挙に不正があったと、席を譲らない前大統領のバボ氏。

誰が正しくて、何が嘘なのかは分からないけど、これにより多くの命が奪われたのは事実。

コートジボワールは南北に分かれて内戦状態になってゆく。

最近では在コートジボワールの日本大使が、包囲された大使官邸から国連によって救出されたというニュースが飛び込んできた。

その大使こそコンサートでニャマにステージに上げられ、踊っていたその人である。

さてさて、ついに逃げ隠れしていたバボが捕まったというニュースが届きました!

側近であったカンデの旦那さんも同時に捕まり、あの豪邸も襲撃に遭い、財産全てが没収されたようです。

豪邸ベランダから見える景色。
アビジャン滞在中にも、選挙前のピリピリした空気、苛立ち、軍隊、銃、暴動、暴走、様々なものを目撃しましたが、
もしも、時期が少しでもズレていたら、こんな風に客観的にblogなんて書けなかったかも。

それでもまだコートジボアールには大切な人達が何人もいます。彼らに平和な日が一日も早く訪れますように。

日本もコートジボアールもこれから立ち上がっていかなければならない。

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