前回ブインゴニのボディーが出来て、出来たものを良ーく乾燥させておきました。 そして打ち込んだ太鼓鋲を境に余った皮を切ります。 心棒を通す穴、サウンドホールも淵に沿って切ります。 そうしたらまたまたお日様にあてて根気よく乾燥させます。 ジャンベの皮張りも同じだけど、表面だけでなく、 日の当たりにくい部分も乾燥している事が肝心なのです。 乾燥の合間に心棒を作ります。 今回心棒の先のデザインを「合掌」にしようと思います。 下書きをして。。。 何だか小学校の図工のようですが、根気よく削ります。 下書きが消えてきたら、又書き足して。。。 何となく手のカタチになってきました。 しかし、手の下の部分がちょっと寂しいので、 少しデザインを加えて、 こんな感じに仕上げてみました。 荒めから細かい目と段々とペーパーをかけていきます。 別の角度から見ると、うんうん「合掌」っぽくなってきました。 ここまで来たら、次はペグを付ける為に心棒全体を少し削ります。 写真は撮り忘れました(汗)が、ペグ用に穴を空けたり、ペーパー掛けたり、こまごまと作業をして、 ペグをねじで止めます。 後ろから見るとこんな感じです。 これは12本弦用なので、ずらーっとペグが並びます。 ペグが付いたら、弦を引っ掛ける為のねじを付けます。 この時にちゃんとキリで穴を空けてあげると木が割れにくくなります、って図工の教科書かいっ! 何がなんやら?でしょうが、最終的にペグ周辺はこのようになります。 これで、ボディと心棒が完成しました。後はこれらを組み立てて、弦を張っていきます。 次回をお楽しみに!!
湘南在住のアフリカ系DIYアーティスト、アラカリ大輔の頭の中から出てきたものを紹介します。ジャンベ、ンゴニ、音楽、創作、哲学、楽器制作など。