半年ほど前に、友人宅の庭に生えた竹を伐採したというので、竹をもらった。
その時は、子供用ティピの骨組みにでもしようかと考えていたが、
竹は加工しやすく、色んな楽器に使われているので、
色々な国の竹楽器を調べて実際に作ってみることにした。
その中でもフィリピン発祥のバリンビンは、比較的簡単に作れて、
想像以上のやばい音(倍音)を出せるので、ハマって作っていた時期があった。
バリンビンは別名デビル・チェイサー
悪霊を退治し、善霊を呼び込む時に使っていた、楽器だったという。
まるでドンソンゴニ。
いくつか作った後、持ち手側の残した竹の節に、ビーズを入れて蓋をして、
シェーカーにしてみたら、演奏に連動し、楽器としての機能の幅が広がり、
そして、持ち手にあるイコライザー(周波数変換装置)機能のある穴を
2つにして(本場のは1つ穴)、音色の幅も若干広がった。
この楽器、バリンビンに敬意を評し「シャリンビン」と命名させていただきました。
シンプルな構造ながら、電子音の様な倍音の効いたビビり音がして、
その裏にかすかにリズムを刻むシェイカー。
ん!? これは、まさにテクノ的であり、トランス的なサウンド!
ってことで、4本のシャリンビンを多重録音して模範演奏を撮ってみました。
このシャリンビン作りのワークショップ
3/25(日)
に鎌倉、腰越海岸の幼稚舎で行われる童心宴の中でやりまーす!
作業時間30分〜60分で作れて、その後作ったみんなでセッションしたり、
その後のラビラビのライブで、ビンビンしながら踊ってもなお良いし、
何より、自分で作った物が楽器になるって体験すると
少しだけ世界が変わって見えて、それこそ童心に戻れるのです。
詳細は後日、童心宴童心宴ホームページ内に記載します。
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