春が過ぎて、梅雨が来ようとしている今
この夏に向け、また長い人生の伴侶として、
ジャンベとンゴニを色んな人にオススメしたいなと。
常々、そう思ってはいますが、
世の中が動き出したこのタイミング、
変化や不安の多い今こそ、
自分や誰かと繋がれる身近な楽器が、
生活や心の支えになるかなと思いまして、
今月二つのワークショップを企画しました。
ジェンベは「ジェべ(調和)・バラ(太鼓)」と言う言葉から来たという説があります。
これを聞いて、ひどく納得しました。
調和って、「それぞれ別々の存在が、程よくつりあい
矛盾なく、整っている」状態の事らしいのですが、
上の言葉で言うと、ひとつのグルーヴ、リズムと言うのは、調和そのものなんです。
だからリズムを学ぶ事は、調和を学ぶ事に
リズムを表現する事は、調和を表現する事になる。
ただ簡単にいかないのが、調和の難しい所。
でも、右に習えで、強制的に合わせたリズムより、それぞれが自由に見えて、実はつりあってるリズムの方がダイナミックで、僕は好きなのである。
今月はそんなジャンベの体験会をやります。
この体験会は、自己流から始めた僕が、アフリカンに出会い、ジャンベにのめり込んで行った過程をリズムでなぞりながら、楽器の魅力や、ジャンベコミュニティの魅力を共有出来たらなと思ってます。そして、もう一つは空き缶で作るンゴニ。
ンゴニは弦楽器と言う意味で、西アフリカ広域に広がっているハープの様な弦楽器。
元々は狩人(ドンソ)の専門楽器、それを見た若者達(カメレン)が真似して作った楽器がカメレンゴニです。そのカメレンゴニを空き缶で作ると言う本企画。
何故空き缶かと言うと、本物のンゴニは日本で買うと比較的高額です。
本物は瓢箪や、皮などの輸送費がかかったり、途中で壊れてしまったり、アフリカからの輸送はどうしても高額になってしまうのです。
始めてみたいけど、自分に合ってるのか?も確信がないし、手が出ないのが現実かなと。
でも、身近なモノで自分で作ったら、費用は安くなるし、作り方も理解できる。作り方が分かれば、修理も試行錯誤も、楽器の鳴らせ方も分かってくるんじゃ無いかと。
ンゴニは本当に良い楽器です。
6/24-25の2日間で、制作から演奏まで伝えます。
場所は神奈川県二宮町のe:n coffeeさん
25日の夕方(W.S後、同会場で)から、ライブイベントがありますので、そこで完成した缶メレンゴニで、参加者さん達と一曲演奏しようかなとも思ってます。
そう、作った翌日にはもうライブも経験してると言う「あなたも今日からンゴニ奏者」的なイベントになりそうです。
定員もありますので、お早めにご予約下さい。
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