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8月, 2019の投稿を表示しています

9月の予定

 夏もお盆を過ぎると、一気に秋に向かって自然が変わってきます。 収穫の秋であり、芸術の秋。 秋は太鼓叩き達にとって、外で叩ける最後のチャンスなのです。 今月も、ワークにライブに突き進んでいきます!! オープンクラス(課題:ドゥンドゥンバに挑戦中!) 9月 7日(土)19:00〜22:00 @ 片瀬 9月14日(土)19:00〜22:00 @ 村岡 9月21日(土)19:00〜22:00 @ 片瀬 9月28日(土)19:00〜22:00 @ 村岡 プログレスクラス(課題:自分自身でグルーブを発する) 9月 2日(月)19:15〜22:00 @ 六会 9月16日(月)19:15〜22:00 @ 六会(※会議室) 9月23日(月)19:15〜22:00 @ 六会 9月30日(月)19:15〜22:00 @ 六会 ンゴニクラス(課題:弾きながら歌う) 9月10日(火)19:30〜22:00 @ 善行 9月24日(火)19:30〜22:00 @ 善行 ペティクラス(課題:自分の音と、人の音をアンサンブル) 9月 5日(木)11:00〜14:00 @ 六会     9月12日(木)11:00〜14:00 @ 親水公園(※保留) 9月19日(木)11:00〜14:00 @ 村岡     9月26日(木)11:00〜14:00 @ 片瀬しおさい トライアルクラス(課題:色んなアンサンブルを作り上げ、慣れる) 9月 2日(月)11:00〜14:00 @ 六会   9月 9日(月)11:00〜14:00 @ 親水公園 9月16日(月)11:00〜14:00 @ 六会 9月23日(月)11:00〜14:00 @ 六会 9月30日(月)11:00〜14:00 @ 六会 ※9日以外15:00〜17:00のドンドロンチクラスあり セッセマーラーズ合同練習会 9月18日(水)19:00〜22:00 @ 六会(会議室) ライブとイベント 9月15日(日) 金沢文庫芸術祭   ソロケイタ&フレンズでライブ、アラカリの楽器屋さんとしてミニ出店。 9月17日(火)日中〜 鎌倉銭洗弁天 奉納 演奏 9月25日(水)ROOTS TR

積み上げる、掘り下げる

 ジャンベやアフリカンダンスに限らず、習い事、趣味、ライフワーク全般にも 共通して言える事かもしれないが、「習得には積み上げる事」が一番の近道だと 考えられている。  ジャンベで言えば、音の出し方を身体で理解する為に、ひたすら叩き、 ルールや曲の名前、その背景と意味を知り、ドゥンドゥン、サンバン、ケンケニ、 ジャンベの伴奏リズムを覚え、それあったソロフレーズ、唄も歌える様にする。  知識的な要素、基本的な技術は、「積み重ねる」から始まる。 何故なら、それらはこれまでの生活には無かった「別世界」への経験だから。  確かに素手で太鼓を叩いたり、 左手にベル棒、右手にバチを持って動かした事も無く、 生まれた時から電気があって、便利な生活があった僕らには想像もできない程の、 人間の根源的な喜びの表現だったり、「太鼓が話す」と本気で言ってる国の音楽を 僕らが理解する為には、汲み取ろうとする心と、積み上げる事が大切になってくる。  ありがたいことに僕ら日本人は本来「積み上げる」事が比較的得意な気質の民族 の様な気がする。 「真面目さ、勤勉さ」という世界から見た日本のイメージからもわかる。  しかし、只々積み上げる事だけを続けていくと、いつか 『いったいどこまで積み上げてっていいのか?』という壁にぶつかる。 高すぎて見えない頂上は、時に人の心を折ってしまう。  それに、マスターと呼ばれる人達の演奏を聴くと、積み上げただけでは 成し得ない様な深みを感じる。リズムは湧いて出る泉の様に溢れてきて、 その内マスター自身がリズムそのものに成っている様な、空気に包まれる。 そんな中マスター本人は至って「自然体」で叩いている。  で、最近、こんなふうに思いました。 「積み上げる事は、いつからか掘り下げる作業になってくる」じゃないかなと? 積み上げる事同様、「自分を掘り下げる」事は物事の習得に必要になってくる。 「どこに向かって掘り下げるのか?」と言うと、「人間の素」に向かって。 例えば、音出しでも指に余計な力が入っていると、良い音が出ない。 余計な力とは、その人の癖や「大きい音を出そう」とする意識の力みの事。  そうゆうものを取り除き、脱力させた自分

中国ツアー2019

今年も、行ってまいりました。中国、福州へのワークショップツアー。 着いて一日、中4日の合宿、1日休んで帰国という、 移動時間も含めて慌ただしい1週間でした。  前回とは違い、「確かな」喜び、楽しみ、学び、を期待されている分、 出発前からのオーガナイザーのキキとコンタクトは頻繁に取っていたが、 現地に行って肌で確かめないと何とも言えない部分も大きかった。  中国の社会の移り変わりの早さに驚かされた事も多々あった。 それは、意識だったり、便利さだったり、景色だったり、 漠然とではあるが、1年前とは確実に何かが進んでいた。  アフリカン・ジャンベ業界で言うなれば、今たくさんのアフリカ人達が、 日本よりも中国での活動に可能性を感じている様に、この一年で たくさんのマスタードラマー達が中国にワークショップに訪れていた。  ママディケイタを10年越しに見た者からすると、羨ましい環境ではあるが、 「有名マスター」のワークショップに参加しただけで、「先生」を名乗り、 自分のスタジオを開き、ビジネスとして成功している様な現実もある様だ。。 それだけ人口の多さに比例して、アフリカン・ジャンベに興味を 持つ人が、日本に比べて多いと言える。     この一年、本場の波が中国に何度も押し寄せている現実の中、 「日本人が教えに行く」って事にどんな意味があるのかが、今回のテーマだった。 ダンサーユキさんとも日本での事前連絡やリハを経て、この問いについて 問答し、「最終日にやってきた事を撮影する事をゴールに」 一つのステージを作る過程をワークにしようという事になった。 フェフォとマンジャーニ。トラディッショナルの中では、繋がる事のない 曲ではあるが、ジャンベ音楽の楽しさと絡みを感じてもらうには良い曲だった。 たが結局、現地に行ってみないとねっていう事で、後はやりながら変えることにした。 今回は直行便で3時間。楽々に福州に着きました。  東京とさほど変わらない湿度と暑さの中に、すこしだけフルーツというか 南国の花の様な香りが混じっていた。 去年サポートで一緒にきていた咲ちゃんの旦那、 鶏肉さんが空港まで迎えにきてくれた。 そのままキキのスタジオ