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7月, 2019の投稿を表示しています

8月の予定

 夏至も終わり、今や夏真っ盛り!暑さ満開の季節になりました。 今月は6日から13日までの1週間さらに暑い、 中国への遠征ワークに行くことになっていますが、 それ以外、通常ワークもライブもやります、やってまーす。  ワークショップ ジャンベオープンクラス 2000円 8月 3日(土)19:00〜22:00 @ 六会 8月17日(土)19:00〜22:00 @ 片瀬しおさい 8月31日(土)19:00〜22:00 @ 片瀬しおさい ※31日のクラスは事情のためお休みとさせていただきます。 ジャンベプログレスクラス 2000円 8月 5日(月)19:15〜22:00 @ 六会 8月26日(月)19:15〜22:00 @ 六会 ンゴニクラス 1500円 8月20日(火)19:30〜22:00 @ 善行 ジャンベ木昼クラス(ペティクラス) 2000円 8月15日(木)11:00〜14:00 @ 片瀬しおさい 8月22日(木)11:00〜14:00 @ 片瀬 8月29日(木)11:00〜14:00 @ 村岡 ジャンベ月昼クラス(トライアルクラス)2000円 8月 5日(月)11:00〜14:00 @ 六会 8月19日(月)11:00〜14:00 @ 親水公園 8月26日(月)11:00〜14:00 @ 六会 ジャンベ月昼延長クラス(ドンドロンチクラス)1500円 8月 5日(月)15:00〜17:00 @ 六会 8月26日(月)15:00〜17:00 @ 六会 ライブ&イベント情報 8月 1日(木) コヅカンナイト3日目「アフリカンナイト」 @ 千葉 コヅカアートフェスティバルの夜をアフリカサカバが盛り上げる! 8月 2日(金) LIVEアフロ珍味 関東周辺に住む、手作りアフリカ楽器奏者ミーティングだそうです。 メンバーに選ばれて光栄です。ソロを中心にセッションに発展か!? 8月6日(火)〜13日(火) 中国遠征 8月21日(水)横浜医療センターロビーコンサート 14:00〜15:00子どもたちと作った「kokokara」を含め、 いろんな音を届けに行く予定。 8

ドゥンドゥンバの壁 ②

前回からの続き「ドゥンドゥンバ」についての投稿です。  (特にギニアスタイルで)ジャンベを叩いていると、 いつかは必ず対峙する事となり、 「叩くのが難しそう、でも習得したい」そう思わせるリズム「ドゥンドゥンバ」。  そしてやっとこさ習得した人の多くが、その後、 取り憑かれたようにハマって行くリズムでもある。 「なぜこのリズムに限って、全く受け付けない人や、苦手意識、 逆にある種の憧れがあったり、中毒者達を量産するのか?」っていうのが、 今回のテーマ「ドゥンドゥンバ」を考察して行こうと思ったきっかけです。 前者の、受け付けない人や、苦手意識が生まれる大きな理由は、 前回記事にもあった、メトロノーム的役割を果たすはずのケンケニが 「オフビート」にいることである。 「オフビート」は「オンビート(基準)」があるから成立する概念である。 良い悪いではなく、僕ら日本人の耳は音楽を聴く時に、 自然と「オンビート(基準)」に落ち着こうとする傾向がある。  だから「オフビート」であるケンケニを叩こう(聞こう)とする時に、 まず「オンビート(基準)」を感じ、その立場でい続けようとする。 「んっケンケニんっケンケニ」と。 それは、大地(基準)に足をしっかりつけて「重力」を感じつつも、 自分が裏返った(逆立ち)状態になろうと努力しているようなものである。 こんな感じ? この状態も一定時間なら、安定はするとは思うけど、 カタチとしては無理があるから、長時間の持続が厳しくなってくる。  ではどうするか?というと、基準を一つに固定しないと言うこと。 重力を感じながらも、自分を逆立ち状態に持って行く。 「ん?どうゆうこと?」って つまり、 大地(地球)を踏みしめ立っている自分をどんどん俯瞰していくと、 球体の上側に立っている自分がいる。 そこから、地球の上下を180度回転させて見てみれば、 逆立ち状態の自分を簡単は作れる。 宇宙の中には天地はない。と言う視点。(音楽にも本来天地はない) 夜空を見上げて「夜空に落ちるー!」と感じる視点。 でも地球には重力があるから、実際に落ちることはない。 耳でどう聞くかは自由だが(地球

ドゥンドゥンバの壁 ①

 「ドゥンドゥンバ」とは、ジャンベと一緒に演奏される筒太鼓のうち、 一番大きい太鼓を指す言葉である。(ちなみに小はケンケニ、中はサンバン)  しかし、楽器以外にもリズム自体を指す事がある。  ジャンベを初めて、1年くらいしたら一度くらいは耳にしたことはあるだろう、 この「 ドゥンドゥンバ 」というリズム。  初心者〜中級者の前に立ちはだかる「壁」としてある感じが、 ギターで言うところの「 Fのコードを押さえる 」壁と似ている。  人差し指だけをまっすぐ伸ばして、中指、薬指、小指で弦を押さえるなんて、 日常生活の中で、ほぼない指の形である。 だから「絶対無理!」って、初めは思う。 「手が小さめだから・・・」なんて言い訳もしてみるが、 自分より小さい手の人が容易にFを押さえているのを見たりもする。 そこで諦めずに練習して、何とかFの音が出せる様になると、 F♯も、GもG♯も、A、B、B♭、C、C♯も・・・つまり全ての音が、 その手の形をスライドさせれば出せる事に気がつく。   つまり、 楽器自体を諦めさせうるほど、越すのに苦労する壁だが、 超えた後に、音楽的世界がぐわーっと広がっていくところが、 ギターのFとドゥンドゥンバの似ている点である。 今回はそんなリズムの「 ドゥンドゥンバ 」のお話を少し。。 そもそもですが「ドゥンドゥンバ」とは、 西アフリカのギニア、ハマナ地方を中心に周辺で踊られる マリンケ族の「 男の世代間闘争 」の為の伴奏曲。 昔は血を流すほどの戦いをしていたそうですが、 今では、首都コナクリの結婚式で毎日の様に叩かれ、女性も踊るポップな扱い。 ギニア中のみならず、西アフリカ周辺国でも人気リズムとなっています。   その人気の秘密が「メドレーシステム」にあると思います。 先ほどから「ドゥンドゥンバ、ドゥンドゥンバ」言っていますが、 実は「ドゥンドゥンバ」と言う名前のリズム自体はありません。 「ドゥンドゥンバ」とは何十種類とあるリズムの総称の事。 例えば、dundungbe,bata,bolokonondo,takosaba,takonani.......と言う様に、 一つ一つに、違った名前が付いています